疑問解決！髪を乾かしているのに【うるおう】ってどういうこと？

髪のほとんどはタンパク質と水でできています。タンパク質は水をまとっていないと形を崩してしまい手触りの悪さにつながります。

毛先までツヤのある指通り柔らかな髪の質感のためには、髪のタンパク質に水分を与えつつ、乾かすといった矛盾を解決しなければ叶いません。

水分を与えつつ、乾かすという矛盾を解決するのがマイナスイオンです。

濡れた髪の水分はつぎのように2種類に分かれます。

乾いた髪にも残る水分が結合水
乾いた髪には残らないのが自由水

結合水	自由水
髪のタンパク質と結合	髪とは結合していない
乾いても髪に残る	蒸発して髪に残らない

普通のドライヤーで乾かした水分量のイメージ

もともと髪が持っている水分まで奪われ乾燥した状態に、約10%乾燥が進みます。

マイナスイオンのドライヤーで乾かした時の水分量のイメージ

水分が結合水へ移り、乾かす自由水が減るのでドライ時間の短縮にもなります。

最近はいろいろなメーカーから新しいドライヤーが発表されていますが、基本的には空気中の水分をマイナスイオン化し、毛髪内部に与えて髪をキレイにしています。マイナスイオンの発生の仕方の違いによってそれぞれ特徴の違いがあります。

ナノケアやテラヘルツ・バイオプログラミングなど様々なテクノロジーがありますが、突き詰めるとマイナスイオンを利用して髪をキレイにしているのに変わりありません。

こちらの3機種はどれもしっかりと結果を実感できるドライヤーです。

それぞれのイオンのテクノロジーと特徴を細かく見ていきます。

3機種共通しているのは水をナノサイズにまで分裂を繰り返したマイナスイオンということです。

ナノ化された水の粒の大きさは18nm (ナノメートル) という細かさ、開いたキューティクルの隙間は500nm (ナノメートル)なので、簡単に髪の内部に浸透していけます。

引用元:https://bit.ly/3fudDWa [Panasonic-よくあるご質問-ナノイーとマイナスイオンとはどう違うのですか？]

これら3機種が他と比べとくに効果を実感できるのは、水をナノサイズまで細かく粉砕して髪の奥まで水分が届き、より多くの結合水を与えることができるからです。また、この特徴は髪だけでなくお肌にとっても良い効果があるので、美顔器などとしての使用も推奨されています。

それぞれのスペックをチェックしていきます。

詳細	パナソニックナノケア EH-NA0E
電　源	AC100V
消費電力	1200W
温風温度	125℃(ドライ･室温30℃の時)
重さ	約580g
電源コード長さ	約1.7m
搭載モード	温冷リズムモードインテリジェント温風モードスカルプ(地肌)モードスキンモード毛先集中ケアモード
価格(税込)	オープン価格

3つの中で最軽量、コードの長さも取り扱いやすさを重視、家庭での使いやすさと仕上がりの良さを両立、プロ目線では若干物足りなさはあるものの、十分満足なスペック、スキンモード、スカルプモードも美容液や育毛剤の浸透を促す効果が期待できるので嬉しい。

圧倒的な品質の高さでプロから一般まで幅広く高い評価、機能はシンプルにまとめつつ髪の質感は◎決断に勇気がいる価格設定が△

詳細	ホリスティックキュアドライヤーRp.
電　源	AC 100V
消費電力	1,400W
温風温度	-
重さ	約755g
電源コード長さ	約3.0m
搭載モード	AIRY RED(ハリコシ・ボリュームアップ) MOIST BLUE(しっとり・ボリュームダウン) CURE(スキャルプ・キューティクルケア)
価格(税込)	￥33,000

一般家庭よりもプロ向け業務使用に重きを置きつつしっかり違いが実感できる多彩なモードを搭載、消費電力が1400wあるので、ユニット型洗面台に内臓のコンセントでの使用は確認が必要だが個人的にはもっともおすすめなドライヤー

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